コラム

2023年 酉月の予想

9月に入りましたが暑い日が連日続きますね。申(サル)月が終わり、9月8日(金)から酉(トリ)月が始まります。期間は9月8日6時26分から10月8日22時14分までです。今回は2023年の酉の月について少し語ってみたいと思います。

干支(えと)では酉は鶏として描かれますが、十二支の酉は実際の鶏とは何の関係もないんです。字をみてもらえればわかるように「酉」は酒を盛る器の象形と関係が深く、酒の意味にも用いられます。また、酉は「老」または「飽」であり、万物が十分に成熟するという意味です。つまり、作物が収穫を迎える秋の季節です。申・酉・戌が秋の季節の十二支ですが、酉はその真ん中、秋そのものです。五行では秋は金の勢いが増す季節です。中でも酉は旺支(おうし)とよばれ、金のエネルギーが最強の月なのです。

今年の酉月は辛酉(かのと・とり)です。天干の辛も金の五行です。つまりこの1か月は金×金で非常に金の勢いが強まる月なのです。一方、2023年の干支は癸卯(みずのと・う)です。癸が水、卯が木の五行です。五行の関係性では、金剋木(きんこくもく)といって、斧で木を切るように、木は金に攻撃される(相剋関係)と考えます。「卯」も旺支で木のエネルギーがとても強い十二支です。その上に水の五行の「癸」がのっかっていますから、水に助けられた今年の「卯」はいつにも増して木のエネルギーが強いです。ただし、金の旺支の酉と、木の旺支の卯は冲(ちゅう)の関係です。冲とはぶつかり合うという意味ですから、8日から始まる酉月は社会情勢的にも個人の生活でも衝突などが増えそうな非常に不安定な運勢となりやすいと言えます。

この不安定な月においては、年の干支「癸卯」の「癸」に注目してほしいです。「癸」は水の五行ですから、金剋木の通関神(つうかんしん)の役目を果たします。通関神とは、五行間の相剋を避けるために間にはいってくれる五行のことです。今回でいえば、金と木の間に水が入ることで、金→水→木(金が水の水源となり、水が木の成長を助ける) という循環関係ができます。8日スタートの酉月に入って、もし人間関係のぶつかり合いに発展しそうな気配を感じたら、自分の周囲に、日干が癸の人がいないか探してみましょう。その人があなたを救ってくれるかもしれません。

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