コラム

死の十二支・戌月(いぬつき)が始まります。

皆さん こんにちは、透陽です。

10月6日のコラムです。

皆さん酉月(とりつき)は無事に過ごせましたか。周りの人との喧嘩や衝突などはありませんでしたか。

酉月がいよいよ終わりを迎え、暦(こよみ)は次の戌(いぬ)月に入ろうとしています。

正確には10月8日22時から戌月が始まります。

酉月で、万物は成熟の極みを迎え、収穫シーズンを迎えました。そして季節は晩秋の戌月に入ります。現代の季節感覚ではこれからが秋真っ盛りですので、若干ずれていますね。

戌は土の五行ですが、申月⇒酉月と金が続いた後の十二支ですので、金のエネルギーも強い土です。

十二支の戌は、「やぶる」「ほろぶ」に通じ、万物がその役割を終えて、生命活動が完全に止まった状態を意味します。戌の中には生命力のあるものが一切ありませんので、戌は「死の十二支」といっても過言ではありません。

土の十二支は辰(たつ)、未(ひつじ)、戌、丑(うし)の4つありますが、その中で戌は水を全く含まないカラカラに最も乾燥した土です。

余談ですが、命式に土の五行が固まっている人はアトピーなど皮膚関係の疾患にかかりやすい傾向があります。

今年の戌月の干支は壬戌(みずのえいぬ)で、天干(てんかん)に水の五行が来ています。水気のない地支(ちし)の戌にとって潤いがもらえるので喜ばしいことです。昨年の戌月(干支は庚戌でした)に比べると、肌の乾燥も抑えられそうです。

次に年の干支との関係でいえば、2023年の干支は癸卯(みずのとう)ですから、卯と戌は支合(しごう)といって仲のいい関係です。先月は酉と卯が冲(ちゅう)の関係だったため物事がぶつかりやすかったのですが、今月は物事がスムーズに運びやすいでしょう。先月喧嘩が多かったカップルも仲直りできるかもしれません。ご自分から関係修復を働きかけてみてくださいね。

それでは今日はこのへんで。

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