コラム

秋が深まるこの時期は呼吸器系に要注意

みなさん、こんにちは。透陽です。朝晩は寒くなってきましたが、読者のみなさん、お身体はいかがですか。私は実は先週風邪をひいてしまい、2週間ぶりのコラムとなります。ここ数年、医者や市販薬に安易に頼らず、食事や運動等で免疫力を上げる生活に変えてから身体が丈夫になり全く風邪をひかなくなっていたのですが、久しぶりに罹ってしまいました。しかもしぶとく鼻水と鼻づまり、咳が長く続くタイプの風邪で集中力が削がれて困りました。

呼吸器系といえば金の五行です(他には大腸も金の五行です)。肺という臓器は乾燥する時期に痛みやすい臓器です。加えて、秋の土用期間で土の援護を受けて乾燥もさらに強まっていたのも関係あるのでしょう。肺は皮膚や鼻・のど血管・汗腺の運動を担いますので、鼻づまり、鼻水、咳は当然出やすい症状です。そういえば昨年のちょうど同じ時期には突然皮膚の痒みに襲われ2週間ほど苦しみました。

私は命式に金が不足していますので、どうしてもこの季節は肺に負担がかかりやすいのです。そこでこの症状を少しでも和らげるべく、金の五行に該当する食材(例:たけのこ、こんにゃく、ごぼう、大根、パクチー香菜等)・調味料(例:とうがらし)を使った料理を頂くことにしました。金の五行は五味では「辛」に当たります。辛味(しんみ)の食材は肺の働きを高める作用があり、身体を温めて全身の気や血の巡りを良くする働きがあります。気の巡りが良くなると邪気を追い出すことに繋がり、風邪や花粉などの菌を寄せ付けないのです。食事療法のおかげでしょうか、現在症状はかなり改善しました。

自分の命式の五行バランスと、多すぎる五行と足りない五行を知ることで、罹り易い病気や体質傾向がわかりますので、そこから自分に合った健康法を見つけ出す手がかりになるはずです。透陽はそのお手伝いをいたしますので、ぜひご利用ください。

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